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流産について
流産と診断されてから、先生から渡された説明書です。
1.頻度 約15%
2.原因 個々の症例でははっきりしない事が多いですが、統計的には50%以上が染色体異常によるものとされています。
3・流産した場合の対応
一般に妊娠12週未満の場合は手術(子宮内容除去術)、12週以上の場合は薬剤による子宮内容の娩出を図ります。子宮内容がほとんどなく、著名な出血などの随伴症状を伴わない場合にはこれらの処置を省略する事もあります。
4.子宮内容除去術
1)前処置
子宮内容除去術を行うには、金属の器具を子宮に入れなければなりませんが、そのためには「子宮頸管」を前もって拡張しなければなりません。
安全を期するため、水分を吸収して膨張する素材を子宮頸管内に挿入し、ゆっくりと拡張します。 未産婦は一晩、経産婦は3時間~6時間かけて行います。
2)麻酔
当手術には主として静脈麻酔が利用されます。
3)術中・術後の合併症
子宮頸管の損傷・子宮壁の穿孔・出血・感染症・子宮内容の残留・麻酔の影響
5.薬剤による子宮内容の娩出
6.退院後の注意点
無断で転記は出来ないと思い、 病院の説明書を省略しまとめてみました。
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